YouTubeが、アーティストのコンサート映像を楽しめるプログラム『YouTube Music Weekend』を開催する。日程は、12月3日(木)から6日(日)の4日間。HYDEは12月3日(木)のトリとなる22時45分から動画をプレミア公開。アーティスト1組に対して約60分の時間が用意されている。
この4日間での参加アーティストは48組。公開される動画コンテンツは、YouTube Japan 公式チャンネルの再生リストと、各アーティストの公式チャンネルで視聴が可能だ。HYDEはチャンネルHYDE♪を使って、このプログラムに参加する。チャンネル登録をして当日を待とう。✳︎2020年12月20日(日)までアーカイブ視聴可能✳︎
1曲目「MAD QUALIA」のイントロに入る。ステージ前方、上手、センター、下手から白煙がプシューっと吹き出す。白煙に頭を突っ込み、ヘッドバンギングをかますHYDE。PABLO(Gt,)、Ali(Ba,)、かどしゅんたろう(Dr,)、hico(Key,)が、その脇を固めた。勢いよく歌い始めたHYDEはステージを闊歩し、カメラを連れてショー展開。床に寝ころび、真上からのカメラに向けて歌う。起き上がり膝間付いて歌うHYDEを、始終クレーンカメラが追いかける。生放送でシネマを観ているような、臨場感。生きたミュージックビデオを観ているような、不思議な感覚が新しい。配信でエンタメを楽しまざるを得なくなった今の時代を逆手に取って、新境地へとファンを誘う。ライヴ会場の最前列を越えた、真隣りでHYDEが歌うライヴ。今夜の“ピリオドの向こう側”は近い、近い、HYDEが近い。曲間に入るとブレイク。猟奇的に高笑いを一呼吸入れて、HYDEはMCを始めた。「あぁ、お茶の間のみなさん。こんな状況ではあるけれども、ラッキーなこともある。ラッキーなこともある!いくら首を振っても、コロナには感染しない。振り放題!いくら振っても大丈夫!感染しないんだよ?良かったねぇ。やっちまおうぜ!お茶の間!俺たちならできるよな!いいかい? Let’s go! PABLO! Are you fuckin’ledy?」と煽って再び曲を再開。
3曲目「ANOTHER MOMENT」では、お茶の間にジャンプを求める。ジャンプして部屋がちょっと汚れるくらいは、コロナに比べると全然大したことはない。片付ければいいのだから、今をもっと楽しもう。俺も後で片付ける。だから今は、みんなで全開で楽しもう。と、佳境に向けてスイッチを入れた。Come on! Come on!と煽ってはジャンプ。カメラをホールドして、お茶の間と歌う。hicoの弾くキーボードを悪戯に弾いて、お茶の間ファンの善人ストッパー(型にはまった自分の意識)を外しにかかった。4曲目「AFTER LIGHT」では、益々ライヴに勢いを付けていく。真っ赤な照明が、妖艶にHYDEをステージから浮かびあげる。目を見開き、形相を変えて見せるHYDEは、先日終えた自身のライヴ5days『HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde』の悪人側の一面も見せてサービス。劇のワンシーンのように情景を色濃く映して、2020年最新のライヴパターンを披露した。中盤のコーラス中には、HYDEが広げた左の手の平に、小さなドローンが着地するという、初の演出も。ドローンは、内蔵のカメラでHYDEを映し、空中に飛び立った。ファンとHYDEの初体験。新しいことの始まりには、HYDEを選んでくれる関係者に感謝。
5曲目には11月6日(金)ニューリリースの「LET IT OUT」。HYDEが、「リリースはまだ先なんだけど…。ここだけの話。キミだけに聴かせちゃいます」と言って歌を始めた。ハードロックチューンにのせる野太いデスボイス。撃ち付けるようなベース音にバスドラム。サビからはメンバーフルでコーラスで掛け合い、雄々しくインパクトも強い1曲が入った。腰から大きく振りかぶってヘッドバンギングで楽しんだり、サークルピットを大きく作って走っても楽しめそうだ。ラスト「BELIEVING IN MYSELF」では、ジャンプを煽る。リズムに合わせたジャンプを小刻みに入れて、軽やかに歌に入った。“先に踏み出すよ”と歌詞をカメラをホールドして歌い、“未来は換えられる”、“自分次第で”、と印象付け、甘い囁き声で“Believe in myself”。カメラ目線を最後に残し、画面は次のタイトルコールにスイッチチェンジ。HYDEはステージを閉じた。
続くHYDEは、10月6日(火)にジェジュンに曲をプロデュース。ソングタイトルは「BREAKING DAWN (Japanese Ver.) Produced by HYDE」、TVアニメ『NOBLESSE -ノブレス-』のオープニング主題歌に決定した。10月7日(水)からTOKYO MXやBS11系列で放送が始まる。HYDEのファンだと公表するジェジュン。一生、大事に、歌い繋いでくれることだろう。
01. MAD QUALIA / 02. SICK / 03. ANOTHER MOMENT / 04. AFTER LIGHT / 05. LET IT OUT / 06. BELIEVING IN MYSELF
HYDEが2019年の年末12月29日に出演した『COUNTDOWN JAPAN 19/20』(会場:千葉・幕張メッセ)でアーティスト特集が組まれた。WOWOWで7月23日(木・祝)17時からHYDEのライヴパフォーマンスがピックアップ放送される。放送では全9曲のセットリストから、「AFTER LIGHT」「DEVIL SIDE」、「GLAMOROUS SKY」、「SET IN STONE」、「MAD QUALIA」、「ANOTHER MOMENT」の6曲が蔵出しされる。
なおも、7月24日(金・祝)のHYDEはテレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション—Mステサマーフェス—』(18時30分スタート、3時間半スペシャル、出演者14組)にも出演が決まっている。『ミュージックステーション—Mステサマーフェス—』の撮影クルーが、テレ朝動画『LIVE EX』ライヴ会場に潜入。ライヴ中のHYDEが、新曲「BELIEVING IN MYSELF」(2020年3月18日リリース、東京マラソン2020 イメージソング)を歌って、テレビに生出演。地上波生放送でHYDEが1曲分お茶の間のテレビに映る。
コロナ禍の中、いよいよHYDEが動き始める。2月末に政府の通達をいち早く受け入れ、音楽ライヴの自粛に入り、L’Arc-en-Cielのアリーナツアーを4公演中止。HYDE自身のファンクラブイベント「HYDEIST presents SNOW MONSTER HOTEL 2020」も中止とし、ファンの安全を第一に願ってきたHYDE。
44MAGNUM-Trigger In The Box SPECIAL VERSION-のステージが終わった幕間には、〚彼らがいなかったらマーベリックもなかった〛とHYDEは血文字を投稿。さりげないことだが、先輩に対しても、後輩に対しても感謝を忘れないでいる人間性が、HYDEを多くの人が手助けし、慕われる所以なのだろう。
モニターには、NEXT LIVEと表示され、続いてHYDEのロゴが表示された。大歓声が上がる。カウントダウンが20からスタートされ、テクノ調のSEが流れる中、19.18.17と順に刻まれる。3.2.1のカウントに続きHYDEがマイク越しに一声を放った。「今日は、全員おかしくなってもらうよ!タイムリミット45分!キミたちの人生で最も濃厚な45分にしてやろう。やれるか?代々木!Are you fucking ready?」。その煽りに応え、ファンは叫びをあげた。ニコニコ動画の画面上でもHYDEが 〚ARE YOU FXXX READY ! 〛と煽る。「AFTER LIGHT」がファースト曲に入った。ステージ上に白煙が立ち上がる中、HYDEが横ふりのヘッドバンギングで髪を揺らす。フロアもヘッドバンギングが呼応して咲いた。2曲目には「SICK」。HYDEの顔の反面を覆うベネチアンマスクは、深い青色を光の反射で見せる。ブラックライト時には真っ白く発光して妖艶さを増した。観戦画面には文字が大量に流れる。『ヘドバンしたい』、『最高過ぎる!』、『わちゃわちゃしたい』と盛り上がり、ステージ上のHYDEは拡声器を片手に、ステージを端から端まで歩いて歌う。“We all got the problem”とフロアからはHYDEのラップに合わせてレスポンスが返る。盛り上がりは絶頂を超え、エネルギーが大きなフロアに充満してファンをひと塊りに揺らしていった。曲の終わりにHYDEが高笑いを見せる。この箱の全てがHYDEの演じるモンスターの支配下に置かれたようだ。
「HYDEが来たぜ!代々木ちゃん!コンタクトしてるから凄くよく見える。端っこまでよく見える。大きい声を出して。自分たちの本当にすごいところを、見せてくれよ!」と煽り、3曲目「DEVIL SIDE」へと入る。蛍光黄色の液体を口から大量に垂れ流し、ブラックライトに光るブルーの瞳でフロアを眺めて歌う。ファンのハンドクラップが巻き起こり、続いて“ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!”と歯切れよく声が響く。「行くよ!代々木ちゃん!」のHYDEの掛け声で、ファンが“DEVIL SIDE!”と声を上げた。HYDEがカメラマンをホールドして画面にキッス。嬉しそうな悲鳴がフロアに沸き起こる。ニコニコの画面上では、『最高だよ!』、『色気の塊~!かっけぇ!』、『デビサイ盛り上がる~!』など、画面を覆いつくすほどに文字が流れた。ステージ上でスキップをして回り、サークルモッシュ待ちのようだ。4曲目には「GLAMOROUS SKY」。イントロが始まると、HYDEが「やれるか代々木、やれるか代々木!」と煽り、ステージを左右に歩く。画面上では血文字で〚まわれ、まわれ〛と文字表示がされた。ひとたび曲に入ると、かどしゅんたろう(Vo.)のバスドラムがマシンガンのように連打され、パンクにヘヴィさが一層に加わるアレンジがされた。HYDEのソロでは少ないファルセットも響かせる。5曲目には「SET IN STONE」。暗転したステージに、稲光のような白光と、電極がぶつかり合う破裂音が響く。HYDEは軍帽を被り、印象を変えた。画面は文字の嵐でHYDEの顔が見えないくらい。軍帽姿のHYDEと、その後に出てくる演出を予感して、“待っていた!”と大はしゃぎ。HYDEは旗を背負い、艶やかさ全開でオーディエンスを情景に惹き込んでいく。サポートメンバーのコーラスが入ると、HYDEはマイクを銃に見立てて、フロアに向けて威嚇。曲の終わりには自らの口にマイク(銃)を押し入れ打ち抜く演出を見せた。
6曲目には「MAD QUALIA」。画面上の血文字では〚カットして無いじゃん〛とHYDEが書き込む。イントロSEに入ると、機械音がジワリジワリとオクターブへと上がっていく。モジュレーションをかけ歪みを感じさせる音は時空のひずみを起こすかのよう。「MAD QUALIA」とHYDEがウイスパーボイスでタイトルコールし、曲を始めた。画面ではHYDEが〚ぶちこわせ〛、〚やれるかお茶の間〛と煽り、『Need you let go』、『にーちゅーれっごー』と文字が溢れた。盛り上がりも佳境の中、迫り来る時を感じ、HYDEは〚とうとう運命の時がせまる〛と血文字を投稿。『くるくる』、『ドキドキ』、『恐い~』、『緊張…』と書き込む無数の文字に、〚おれもどきどきする〛と血文字を投稿。ショーの最中のHYDEは、間奏中にMCを入れる。「みんなの気持ちは伝わった。今度は態度で示してくれよ!」と一層に激しく煽る。約2メートルの脚立を引っ張り出して、フロアの中央1柵の前に置き、その上によじ登った。天辺に片足を置いてシャウト。勢い良くヘッドバンギングもして見せる。画面上のHYDEは〚やばい やめとけハイド〛と自分に警告。逹瑯もこの時ばかりはグリーンの文字で〚きゃあ くるぞくるぞ〛と緊張を見せた。画面には『だめぇ!降りて~』、『あああああ』、『お尻が割れる~』など悲鳴が溢れた。HYDEは曲の終わりに脚立の天辺から右によろけて落下。フロアには悲鳴が上がり、床に打ちつけられたHYDEは「Oh, my gosh!」と天井を見上げ、自ら起き上がる。画面には血文字で〚ハイド死亡 HP0〛と表示された。画面で悲鳴と落胆の色を見せる観戦者の書き込み。危険な公演回をHYDE本人と一緒に観られたことは、ただ観るだけに比べてどれだけファンの気持ちが救われたことか。今、HYDEが元気に居てくれるからこそ、この状況消化ができたと喜びたい。1本1本のライヴを全力でやりつくす。この年、2019年にHYDEがまわったライヴ本数96本。翌日に最後1本を残す95本目のライヴでのことだった。フラリふらりとステージ上に戻ったHYDEは、「ちょっとお尻がいたいけど…。まだまだやれるか?」と煽る。血文字では〚この時 骨盤骨折だと思っています〛、〚おれはねたい〛と書き込まれ、過去のHYDEに現在のHYDEが実況を付ける形になった。7曲目には「ANOTHER MOMENT」。フロアを一旦座らせてからのジャンプで曲を始め、フェスに一体感を出した。オーディエンスから“Wow wow!”とコーラスが入る。Ali(Ba.)とHYDEが肩を組む。HYDEは血文字で〚よわってんなおれ〛と書き込み。ステージ上のHYDEは素人目には全く弱りを感じさせない盛り上げで、プロ意識の高さを感じさせた。画面では、『ぜんぜん弱さは感じられない』、『プロ魂』、『ほんと声が出てる』、『痛いのにジャンプしてる』など、観戦者からの称賛を浴びた。8曲目には「AHEAD」。曲の始まりにハンドクラップを促し、フロア全体を1つにまとめ上げる。イントロはPABLO(Gt.)とHYDEのギターセッション。オーディエンスからのハンドクラップに支えられ、曲に入った。hico(key)とHYDEがhicoのマイクでコーラスをセッションし、hicoは背面から鍵盤を演奏するなど、パフォーマンスでも見せた。画面には、『いろんな意味で泣けてくる』、『最高!』、『カッコいいよHYDEさん』など、HYDEのパフォーマンスの良さに視点が集まった。9曲目には「HONEY」。コーラスをレクチャーし、「一緒に年を越そう!」と曲に入った。“Wow wow wow~”とフロアからのコーラスが響く。マーベリックDCのイベントに相応しいラスト「HONEY」。オーディエンスから“乾いた 風を絡ませ―”とコーラスが入り、それを嬉しそうに聞き入るHYDE。ステージを端から端まで歩き、声を聞いた。伸びやかなファルセットと歪ませたデスボイスを交互に切り替えながら、持ち味を生かしきってショーを終えた。最後に血文字でHYDEは〚逹瑯楽しかったよ 仕切りありがとうね〛と書き込み、逹瑯も〚俺も楽しかったです!!〛と答えて17日の観戦を終えた。
一方16日は、ステージ最後のオーラスとなる「Special Session – Trigger In The Box Super All Stars –」の最終曲でHYDEはパフォーマンス。「Shout at the Devil」を歌った。一夜限りのスペシャルバンドは、ボーカルにHYDE、ギターにshinji(SID)、ベースに明希(SID)、ドラムにShinya(DIR EN GREY)というメンバーで披露。トリガーのロゴの入る白い旗を掲げてHYDEが登場。タイトルをコールし、Shinyaの激しく打ち付ける高速ドラムでスタート、HYDEがコーラスを入れて歌を始める。チカラ強く歌いこなす雄々しい声は、オーラスに似合う。甲高いシャウトを決め、勢いに乗り歌い上げる姿にオーディエンスは惹き込まれて見入った。画面上ではHYDEが血文字で〚おれ えらそう〛とポツリ。『ラルクの曲をHYDEさんとして歌ってる』、『後輩大好きだからね』、『なんて曲ですか?くそカッコいい』など書き込みが入り賑わった。最後は逹瑯の仕切りでステージ上に集まった出演者全員とフロアに集ったファン全体で写真撮影。マーベリックグループの忘年会イベントは成功裡に幕を閉じた。
続いてのHYDEのニュースは、L’Arc-en-Cielで「ARENA TOUR MMXX」(2020年1月9日~3月5日開催、うち4公演を新型コロナウイルスのライヴ自粛により2月26日に中止決定)のオフィシャルグッズの再通販が始まっている。販売期間は、2020年5月22日(金)15時から6月30日(火)23時59分まで。販売終了後も、多くの再販売の要望がファンより寄せられていたことから、リデザインVer.として、Tシャツには英文追加プリント、マフラータオルには追加タグをつけ、新たに販売される運びとなった。なお、ツアー販売商品全てが再販売対象ではなく、また、受付期間内でも商品がなくなり次第の終了が謳われている。早めの購入がオススメとなる。
LOGO Tシャツ ~MESSAGE EDITION~
BIGTシャツ ~MESSAGE EDITION~
ロングスリーヴTシャツ ~MESSAGE EDITION~
マフラータオル ~ADDITIONAL TAG EDITION~
FC限定 ロングスリーヴTシャツ ~MESSAGE EDITION~
HYDE SETLIST
AFTER LIGHT
SICK
DEVIL SIDE
GLAMOROUS SKY
SET IN STONE
MAD QUALIA
ANOTHER MOMENT
AHEAD
HONEY
HYDE SETLIST Special Session – Trigger In The Box Super All Stars – Shout at the Devil [Vo.HYDE、Gt.shinji(SID)、Ba.明希(SID)、Dr.Shinya(DIR EN GREY)
HYDEの出演時間はタイムテーブルによると、両日ともに20時後半から。この企画のトリを飾る。自らのステージ中には、脚立から転落するというハプニングがあり、「お尻が2つに割れちゃった!」と今では笑い話にもなる名言も出た。また、同時刻のタイムテーブルにある「Special Session – Trigger In The Box Super All Stars -」にも出演するため、ファンは悩みどころだ。そちらは1曲になるのだが、「Shout at the Devil」を歌っている。L’Arc-en-Cielのギターリストkenも「fate」と「Voice」を演奏している。
SETLIST / 「Special Session – Trigger In The Box Super All Stars –」/ 1. fate / 2. Voice / 3. READY STADY GO / 4. Vivid Colors / 5. Shout at the Devil [Vo.HYDE、Gt.shinji(SID)、Ba.明希(SID)、Dr.Shinya(DIR EN GREY)]