[KadoShun:Dr.]“たくさんお世話になったエイジアの為に。今、出来る事を”ライヴハウス存続支援プロジェクトをドラマーかどしゅんたろうが呼びかける

HYDEのサポートドラムでファンを熱狂へと導いてくれるリズムの魔術師かどしゅんたろう(通称:かどしゅん、BABYMETALのドラムサポートも務めた)が、東京・渋谷にあるライヴハウスclubasiaの存続プロジェクトの存在周知を呼びかけた。「たくさんお世話になったエイジアの為に。今、出来る事を」とTwitterで投稿し90を超える『いいね』を得ている。

Twitterに投稿された、かどしゅんたろうの呼びかけ

かどしゅんたろうは、自分のSNSアカウントでサポートアーティストのPR活動をしたとしても、自己PRをすることはほとんどといってなかった。その、かどしゅんたろうが自分の言葉を添えて、支援プロジェクトの存在の周知をかけてツイートをしている。

clubasiaは、24年の歴史を持つ総キャパシティ約800人の大型クラブ。1階のカフェフロアには椅子やテーブルが多い構造で、音楽とドリンクをリラックスして楽しむ空間が作られている。運営するのは、カルチャー・オブ・エイジア(渋谷区道玄坂2、創業1996年3月)。1998年3月には道を挟んだ向かい側にVUENOS(1/B1F)を、VUENOSの同じビル上階(2/3F)には、2001年4月に「asia P」(2010年にGladに改名)を、2002年11月にはその上階(5/6F)に「LOUNGE NEO」をオープンさせた。

しかし、新型コロナウイルス蔓延防止のため、世界中が自粛を余儀なくされる今、clubasiaを除く3店舗の閉店(2020年5月31日まで)と同ビルに構えるオフィスの撤退を決めた。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の最中に起きた無念至極な話に衝撃が走った。

カルチャー・オブ・エイジアはclubasiaの存続をかけ、国内最大のクラウドファンディング『CAMPFIRE』内にプロジェクトを立ち上げた。「clubasia存続支援プロジェクト」で検索ができる。目標金額は5,000,000円で、現在支援総額23,581,693円(支援者数3829人、募集終了まで46日、2020年5月1日現在)が集まっている。支援はシンプル支援の2000円からできる。3000円では5ドリンクチケットが付き、5000円ではイベント2件への入場券と4ドリンクチケットが付くなど、最高100,000円の支援(ブラックVIPカード贈呈他)まで、9種類の支援金幅を設けて展開されている。支援特典については「clubasia存続支援プロジェクト」ページで確認ができる。このプロジェクト支援の受付締め切りは、2020年6月15日(月) 23時59分まで。

2020年5月1日(金) 12時に始まり、半日間で約2千4百万円が集まった。すでに目標金額の約5倍を上回っており、今も抜群の注目を得ている。

なお、集まった資金の使い道については、営業自粛期間中の家賃・水光熱費、再開直後の運転資金、人件費、諸経費、CAMPFIREの決済手数料、リターン発送費等に使うことが支援プロジェクト内に明記されている。

1人ひとりのできる範囲で、この急遽訪れてしまった時代を支え合って過ごし、みんなで笑って会える日が早く来ることを願う。

クラウドファインディングサイト『CAMPFIRE』内「clubasia存続支援プロジェクト」より