HYDEが2020年に決めたライヴは「HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde」(Acoustic Day – 9月5日・6日・7日、Rock Day – 11日・12日)。会場を初の東京・Zepp HANEDAに構え、5日間の観客動員ライヴ(チケット1枚22000円、指定席グッズ付き)をライヴハウスで行う。
今回は東京在住者を限定とした観客動員ライヴとなり、その他の地域からは有料配信チケット(一般チケット1枚4500円)の購入で参加することができる。このライヴがコロナ禍の中にあって無事に成功裡に収められた時、次の地域へ、またその次の地域へとライヴ展開を広げていく予定だ。当日券の販売も通年恒例の若干枚行われるが、東京在住者であること、HYDEオフィシャルモバイルサイトHYDERoom有料会員であることなど、条件が付けられて5日間全日の販売がされる。
チケットはSKIYAKI TICKETアプリを使って行われ、ライヴはSHOWROOM(視聴方法詳細こちら)を使った生配信で行われる。このライヴでのアーカイブ機能はない。有料配信チケットの販売は、ライヴ当日の平日が20時まで、土日は18時までとなるが、ライヴ開演直前購入では「ログインができない」「シリアルコードが発行できない」などの致命的なトラブルに遭わないとも限らない。ライヴ前日までに購入し、ログインして下準備を完了しておくことが重要だ。
注意点は、SHOWROOM内で求められるシリアルナンバーが、SKIYAKI TICKET内では整理番号と明記されている点。ライヴ直前での購入、ライヴ直前でのログインで、スムーズにライヴ配信場所へと進めるかどうかは、個人の理解度に委ねられている。
コロナ禍の最中となる今回のライヴだが、当日の会場では入場時にコロナ対策が万全に取られている。整列時には、地面に貼られた足形に合わせて前後の人との距離を保ち、ソーシャルディスタンスを取っている。チケットのモギリ場所では、検温や接触確認アプリ『COCOA』(厚生労働省提供のスマートフォン向けCOVID-19アプリ)のダウンロード確認が行われる。また、HYDEオフィシャルで作成した問診票の提出、靴底の除菌も行われる。
今回のライヴではスタッフを142人動員。直前のCPR検査も全員陰性の結果となり、晴れてライヴ決行の景気となった。検査を行ったのは東京PCR衛生検査所で1検査20000円。唾液を検体とするReal Time RT-PCR法が用いられた。
5日からのライヴを成功させて、音楽業界の衰退阻止の一助になりたい。HYDEの挑戦が新たに始まる。来年2021年10月17日でHYDEはソロ20周年、2021年5月30日でL’Arc-en-Cielは結成30周年となるHYDE。自分の身の危険を臆することなく、業界への恩返し企画を遂行する今、無事の成功を祈らないではいられない。経済情勢は、今やどの業界も窮地に立っている。ファンが自身の生活基盤を崩さずに応援できる範囲は、個々に違って当たり前。悔いは残さずプレッシャーにもならない、そんな塩梅が丁度いい。
Acoustic DayはNirvana(ニルヴァーナ)のアンプラグド(MTV)をリスペクトした構成になるのではないかと予想されている。Rock Dayは新曲の披露も期待されている。
クルーもファンも一人ひとりが愛おしくてたまらない。そんなHYDEの、他人には吐き出せない、やるせない、思い籠った悲鳴が聞こえて来そうな今シーズン。今を進むHYDEに注目が集まる。

HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde
一般有料生配信チケットでの視聴は下記URLから入れる。なお、チケット購入でもらえるシリアルナンバーが必要。
2020年9月5日(土) Acoustic Day
https://www.showroom-live.com/hydelive202009052020年9月6日(日) Acoustic Day
https://www.showroom-live.com/hydelive202009062020年9月7日(月) Acoustic Day
https://www.showroom-live.com/hydelive202009072020年9月11日(金) Rock Day
https://www.showroom-live.com/hydelive202009112020年9月12日(土) Rock Day
https://www.showroom-live.com/hydelive20200912
